ステイホームですね。とにもかくにもステイホームです。
あなたは楽しくステイホームできてますか?
僕はEnjoyステイホームです。なぜなら家にスラムダンクがあるからです!
スラムダンクを一から読み直しました。通算何度目になるでしょうか…
小学生の時に初めて読んでから20年経ちますが全く色あせず、むしろ輝きは増しています。
久しぶりに全巻一気に読みました。言うまでもなく、たくさん泣きました。
「なにこれ全巻名シーンじゃんか。無駄な贅肉なさすぎだろ、ささみ肉か!!!
このシーンやばい!あのシーンもやばい!!いや〜みんなはどう思ってるかな?」
…と、高ぶる気持ちを共有したくて「スラムダンク 名シーン」で調べても、出てくるのは超有名シーンばかり。
そこじゃない、語り合いたいシーンはもっとあるのに!!!
この気持ちを胸に、再発見したスラムダンクの魅力的な名シーンをまとめました。
僕と同様な方の琴線に触れるラインナップになっていれば幸いです。
では参りましょう!!
↓↓渋い名言集もチェック↓↓
ゴリを想う木暮、魚住を想うゴリ
豊玉戦では開始早々に連続得点を許すも、ヤスの起用が当たりペースダウンに成功。
前半10分には1点差まで詰め寄ります。
その功労者は紛れもなくゴリ。桜木をはじめとした他のメンバーが浮き足立つ中、ゴリはその実力を発揮していました。
会場全体から高評価をうけるゴリ。全国へ名を知らしめた瞬間でした。
ゴリの実力を誰よりも信じていたのが、木暮でした。
白く光った眼鏡の内側にはきっと、溢れんばかりの涙を浮かべているでしょう。
そして当人のゴリは何を思うか。
全国でも通用したゴリが魚住を褒めることで、あと一歩で届かなかった陵南も全国レベルだと示唆します。
魚住とゴリの深い絆については以下の記事で詳しくまとめました!
これまで全国への切符を争ってきた陵南や海南は、読者にとってはもう主人公サイドですね。
仲間意識があります。既に私たちは陵南のことが大好きです。
そんな神奈川全体が全国に通用した気がして嬉しくなる。なんだかホロリときてしまう。
からの見開きで山王メンバー、鳥肌もんです。
ニコニコ動画ならこのシーンの直前に※鳥肌注意のコメントが絶対あるでしょう。
これは王者山王の初登場シーンです。神奈川のメンバーに思いを馳せて懐かしい気持ちになっていたのもつかの間、上には上がいることを実感させられます。
全国大会編に引き戻されるこの緩急がたまらないな〜
豊玉監督 金平の涙
豊玉の前監督の北野さんが良いキャラで描かれているのもあって、現監督の金平に対するイメージはよくないですね。
選手達との関係性も最悪で、試合中に揉めてしまいます。
「お前らが憎くてしょうがない」なんて言葉も放つし、最後には岸本を殴る始末。
イメージはどんどん悪くなる…けれど、そんな金平にも良い一面がありましたね。
「くそう…俺はお前達が大嫌いだ
なのになぜ…負けちまえって気にならないんだ」
「それは…」
「お前らが心底勝ちたがってることは知っているからだ」
え、、、めっちゃいい人じゃんこの人。
確かにカッとなって言うべきではないことを口走ったけど、それもすぐに後悔してたし…
思ったより人間味あるというか、本当に選手達のこと嫌いなわけじゃないのかな…?
めっちゃ南のこと好きじゃん!さっき首絞められてたのに!!
もう最高だよね。めっちゃ好きだよ金平。
人への評価ってこんなすぐ変わるっけ?と自分が信じられなくなるね。
それと同時に「タイミングが悪かったんだなあ」と悲しくなる。
もう少し時間があれば、きっかけがあれば、選手達との距離を縮められたかもしれない。
豊玉がラン&ガンを基調としつつも金平監督の思いも取り入れたチームになっていたら…未来は違ったかもしれない。
どうして豊玉がこじれてしまったのか…詳しくは以下の記事にまとめました。
あわせてどうぞ!
今の君はもう十分あの頃を超えているよ
山王戦の三井には数々の名シーンがありますが、僕的に一番なのが、ここです。
山王戦の開始早々に大活躍をする三井。
安西先生が三井にかけられた呪縛をとく名シーンです。
ここが何故心を揺さぶる名シーンなのか、3つの観点から考えてみました。
長くなるので詳しくはこちら!!
森重も驚くあの男
こちらも山王戦より。
後半から炸裂した山王工業伝家の宝刀ゾーンプレスによって、ついに精神的リミットの20点差をつけられた湘北。
森重寛を擁する名朋のおっちゃんこと監督も含め、会場中の誰しもが勝負はついたと思った。
プレスは突破できたものの、チームの支柱のゴリが河田相手に完封されてしまうショックの方が大きかった。
もう終わりなのか…絶望する私たちをよそに、一人の男が会場へと向かっていた。
ん、こいつは誰だ…?
相当背が大きいぞ…
この表現…まさか……!あいつが…!?!?
…とはそんなにならないんですけど、こいつが救ってくれるんだよな〜〜〜
正直そんな人気がないのですが、大人になるとわかる良さがあるんですよね。
とにかく、この間接的なキャラの描写は巧みすぎます。
この男がいなければ、湘北はこのまま惨敗してました。
何回も読むと湘北の起死回生がここからはじまるのを知っているので、もうこのシーンを見るだけで込み上げてきますね。
この男は一体誰だ!と思った方はこちらの記事へどうぞ
この男ね〜あんま好きじゃないのよねと思った方はこっちの記事へどうぞ
お気づきでしょうが、同じ記事です。
赤木とライバルの熱い友情に、乾杯
晴子の涙、青田の表情
まずはこちらをみて下さい。
ゴリの幼馴染、柔道部の青田ですね。
さて、このめちゃエモの表情をしている青田は一体どのシーンでしょうか!?
そうです!
陵南戦のラスト、木暮がスリーポイントを決めた直後ですね!
あのシーン、みんな好きですよね。木暮が放ったボールがリングに入ったところがその話の終わりで、ページをめくると
「#183 メガネ君」
この過去編の入り方ほんと大好き。
次回のアンパンマンのタイトル、
割と物語の核心に近づくでしょ pic.twitter.com/2hqfAxtL3q— レグまる (@regzamaru610) April 24, 2020
このツイートもバズってましたけど、タイトルに名前だけ載せるやつは100%神回ですからね。
案の定この「#183 メガネ君」も最高。中学でのゴリとの出会い、バスケをはじめたところからはじまります。
すごいのは主要キャラの過去編なのに1話も使わないところ。
普通だったら1巻使ってもおかしくないですからね…無駄がなさすぎます。
みんなから手荒い祝福を受ける中、最後に駆け寄ったのはこの男でした。
もちろんゴリです。
ずっとそばにいた、一緒に努力してきた木暮が、大切な試合で超ファインプレイ。
こんなに嬉しい瞬間はありません。
嬉しさが、喜びが笑顔を上回り、涙に変わる瞬間です。
この晴子は、すなわち私たちです。
回想シーンのおかげで、私たちもゴリと木暮の頑張りをずっとみてきた気持ちになっています。
そしてこの描写は木暮のスリーがもたらす興奮を感動にかえてくれます。
青田が見つめるのはゴリと木暮だけではありません。
そのまなざしは二人の姿をずっと応援してきた晴子を、私たちを、優しく包んでくれるのです。
スラムダンクが名作の理由
もっとあるのですが、長くなるのでひとまずここまでです。
じっくり語りたいシーンは個別記事にまとめてるので、好きなシーンがあった方は是非読んでください!
スラムダンクが名作たる所以は、読む度に好きなシーンがかわる(増える)ことですね〜
幅広い層から根強い人気がある秘訣かもしれません。
「こんなんあったっけ?」となった方!今すぐ読み直しましょう!ステイホーム with SLAMDUNKです。
それでは
カルボン酸太郎でした
名言集もどうぞ!!!
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