スラムダンク魚住純の魅力に気付いた時、私はきっと大人になった

大人になってはじめて良さがわかるモノって沢山ありますよね。

タモリの面白さ、ビールの美味しさ、そしてスラムダンクの魚住の魅力。

個人差はあれど、この3つは多くの方に当てはまるでしょう。

本記事ではスラムダンクの陵南高校のキャプテン、ビック純こと魚住純の名言と名シーンを振り返ります。

スラムダンク 魚住 完全版13

子供の頃は気付かなかった、魚住の良さを知ってもらえれば幸いです!

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俺はチームの主役じゃなくていい

全国への切符をかけた最終決戦、湘北VS陵南。接戦を繰り広げていたが、後半残り10分で魚住が痛恨の4ファウル。やむなくベンチへ下がる。

そこから湘北が怒涛の得点、残り6分で13点差になった時、ついに魚住がコートに戻る。

自身もチームも後がない状態が、魚住の集中力をかつてないほど研ぎ澄ました。

しかし、それでも赤木から得点を奪うには至らない。長く続く無得点の時間…

苦しみ抜いた陵南のキャプテン魚住が辿り着いた境地が

チームの主役じゃなくていい

完全版16巻

「オレはチームの主役じゃなくていい」だった。

魚住と赤木、お互いをライバルと認め切磋琢磨してきたが、最終的な実力はゴリが上回っていた。

その事実を認めるのは相当に苦しいはず。しかし魚住は試合中にふっきれることができた。

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それは1年前の公式戦、チームは勝てども魚住個人は赤木に完敗だった。

赤木が自分より小さいことが、悔しさを倍増させた。

魚住は過去に浴びせられた「ただデカイだけ」という言葉がトラウマになっているからだ。

デカイだけ 魚住

完全版16巻

自分より小さい相手には負けたくない、そう強く思っていた。自分より小さい選手なんて中々いないのに…魚住の決意はある種の呪いだったように思う。

それから嫌いなフットワーク練習も増やした。一から足腰を鍛え直した。

赤木を止めるディフエンス力を身につけるためだ。

「赤木に負けたくない」その一心が彼の原動力だった。

できる限りの努力はした。それでも大会直前の練習試合では赤木に30点も取られてしまった。

「赤木は総合的に魚住より一枚上手だ」

この評価を覆そうとずっと頑張ってきた。しかし高校最後の試合には、間に合わなかった。

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だが、完敗なのか?全く通用しないのか?

スラダン 魚住 葛藤①

完全版16巻

赤木の得点能力は認める。敵わない。でも、全て負けているのか?

スラダン 魚住 葛藤2

完全版16巻

1on1で圧倒できない。得点も許してしまう。けれど自分が周りを生かすプレイはできる。

スラダン 魚住 葛藤3

完全版16巻

得点を多くとって勝利へ導く人間は、確かに主役だ。今の自分にそれはできない。でも、それでいい。

チームの主役じゃなくていい

完全版16巻

ある部分は素直に負けを認める。だが全ての負けを認める訳ではない。諦めないし、意地も捨てない。

この柔軟なメンタルコントロール、本当に高校生か?

自分の人生、我が強くなるの当たり前。自分の人生の主人公は自分だ。

でも、だからといってチームの主役である必要はない。

この悟りの境地に達した瞬間が、超かっこいい。

しかもその後、ゴリをファウルすれすれでブロックしたり、ゴリと花道にはさまれてもリバウンドを死守したり。

派手さはないけど、魚住が勝つ瞬間もあるのが最高だ。

その中でも一番素敵な描写が、牧に褒められるシーンである。

魚住の隠れたファインプレー

赤木を1on1で抜いて得点するのは難しい。そこで魚住は派手さは無くとも重要なプレーで貢献することを決意した。

その覚悟を体現した象徴的なプレーがこれだ。

魚住 首ふり

魚住が赤木を直接負かした訳ではない。でもこのプレイで赤木のファウルを誘発した。紛れもなく魚住が優っていた瞬間である。

魚住 隠れたファインプレイ

完全版16巻

 

ちなみに魚住がファウルすれすれのプレーをした時も、牧が「魚住は今、線を引いたんだ」と詳しく解説していた。

牧は選手だけでなく、解説者としても一流である。

花道が山王戦で見せた驚異的なリバウンド力に対する見解もお見事だった。

プレーヤーとしての実力があると、観戦の視点もハイレベルになるので解説が魅力的になるのだろう。

魚住のかつらむき

ここからが魚住の真骨頂である。

陵南VS湘北でのゴリと魚住

山王VS湘北での河田とゴリ

この構図が、全く一緒なのだ。

自分が相手に勝てなくても、チームが負ける訳ではない

魚住は自分で気づたが、ゴリは中々気づけない。

湘北はいつも、肝心な時は赤木だった。正真正銘、チームの柱だ。

しかし河田には敵わなかった。

沢北の「そのパターンも知ってる」は河田とゴリの差を明確に示した絶望シーンで有名だ。

自分が主役でやってきた自負があればあるほど、ふっきれるのは難しい。皮肉な話だ。

そんなゴリに復活のきっかけを与えたのが魚住だった。

魚住 かつらむき

完全版22巻

板前で乱入というギャグの描写だったが、これがなかったら湘北は負けていた。

井上先生はギャグとシリアスのバランス感覚の良さが異常ですね。

魚住が自分で気づけたのは、田岡監督との日々があったから。

ゴリはなかなか気づけない。手遅れになる直前で、魚住が気づかせてくれた。

魚住 かつらむき 赤木

完全版22巻

桂むきされた大根を細かく刻んで行くと、刺身のつまになる。

今の湘北には主役になれる奴が沢山いる。

ゴリがはチームの主役じゃなくていい

河田は河田 赤木は赤木

ゴリが今チームの一員として出来ることは、何か?

河田は河田 赤木は赤木

完全版22巻

魚住のおかげで、ゴリは自分のすべき事に気づく。

ゴリがふっきれて咆哮するシーンはこちらまで奮い立つ。

そしてここから三井パートへと切り替わっていく。湘北の主役の1人だ。

このスムーズなスポットライトの移行も、井上先生が天才である証拠だ。

赤木と魚住の友情

そして山王戦の終盤、またしても魚住から名言が飛び出す。

河田弟とマッチアップするゴリは、1on1を仕掛けるもすぐにヘルプにきた河田兄に怯み、思わず逃げ腰のプレイをしてしまう。

魚住と赤木

完全版23巻

山王の気迫のディフェンスに攻め手を欠く湘北。ゴリには今こそ大黒柱としての活躍が求められていた。

思わず声を張り上げる魚住。

魚住 田岡 赤木 名場面

完全版24巻

魚住 田岡 赤木 名シーン

完全版24巻

魚住はふと気づく。

自分がゴリに向けて発した言葉は、田岡監督が自分に対して言った言葉と同じだった。

そして今度は確信を持って、叫ぶ。伝えることはただ一つ。

そのデカイ体はなんの為にあるんだ

完全版24巻

「そのデカイ体はそのためにあるんだっ!!」

名言です。そんで田岡監督とオーバーラップさせてる描写もめちゃくちゃ良い。

魚住が大切なことに気づいたとき、何かを決心した時、その回想にはいつも田岡監督がいる。

田岡監督のことを心から尊敬していたのだろう…

もしかしたら魚住はこの瞬間に、田岡の言葉を本当の意味で理解できたのかもしれない。

スラダン魚住というキャラ

魚住が他のキャラクターと一線を画しているのは、向上心、諦め、勝利への執念、客観的な分析、これらの要素が織りなす葛藤の描写がズバ抜けているからだと思います。

その全てに折り合いをつけられたから、辿りつけた境地もあったのでした。

仙道に対して「こいつの方がキャプテンに向いてるな」と実感するの描写も良いですよね〜

仙道 魚住 キャプテン

完全版15巻

魚住の山王戦のシーンは、正直子供の時はそんなに好きではありませんでした。

魚住のことを、ただデカイだけだと思ってました。陵南のいじわるな先輩と一緒ですね。

大人になってスラムダンクを読み返すと、なんてかっこいいキャラだったんだと認識を改めます。

顔が老けてるから高校生に見えないのではない。その高校生レベルを逸脱したメンタリティゆえなのです。

魚住の魅力に気付けた時が、あなたが本当の意味で大人になった瞬間です。

それでは
カルボン酸太郎でした

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