別に、いつの間にか会員登録されてて入会金8万円を払うことになったからではない。
中学生の頃初めて会員登録の画面が出てきた時は、本当にビビって親の年収をしつこく聞いて、どのくらいのダメージがあるのか勝手に計算などしていたが、今はもう大丈夫だ。人は学ぶ。
今回は、そういう次元の話ではない。
好き嫌いがあると思うが、私は一時期モザイクが入っていないタイプの動画にハマっていた。
ある時、例によって無修正の動画を見ていると、ふと、ある不安が頭をよぎった。
「私はちんこを見て興奮してはいないだろうか?」
モザイクありの動画と圧倒的に違うのは、ちんこの出演頻度である。
私はきちんと女性を見て興奮しているつもりだった。だがあまりにも女性とちんこが同時に出演するシーンが多すぎて、女性ではなくちんこを見て興奮しているような錯覚に陥ってしまったのだ。
「何故わざわざ無修正動画を見るのですか?」
「ちんこを見るためですよね?違いますか?」
こんな具合に詰問されたら、思わず「はい」と答えてしまいそうだ。
錯覚であるとは思う。しかし一度こびりついた不安は、蛇のようにゆっくりと胸を締め付けていく…
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パブロフの犬とちんこと女性
この不安を払拭するために、パブロフの犬ような現象が私とアダルト動画にも適用されているのではないか?と考えた。
パブロフの犬とは、生理学者のイワン・パブロフによる、犬を使った条件反射に関する実験である。
犬に「ベルを鳴らしてからエサを与える」という行為を何度か繰り返すと、犬はベルの音を聞いただけでだ液を分泌するようになる。という話だ。
実験を繰り返したことで犬の中で「ベル=餌」という図式が成り立ったため、この現象が起こる。
これをそのまま今回のケースに適用する。
私は女性にのみ反応するはずだが、無修正動画の性質上ちんこと女性が常に同時に映し出されるため、「ちんこ=女性」という図式が成り立ってしまう。これが原因である。
そこで苦肉の策ではあるが、真相を明らかにするために「ちんこを単体で見る」を試みた。
ちんこを女性から切り離すことで、パブロフの犬的な条件から乖離させたかった。
これで興奮してしまったら、私に新しい道が開ける。
別に悪いことではない。まだ見ぬ自分に出会えただけの話なのだから….
条件反射だとしても、ちんこを見て興奮する事実に変わりはない。そのポテンシャルがあれば、その道を進むことになっても問題ないだろう。
意を決して、ちんこ単体の画像を見た。
念には念をということで、イケメン男優を選んだ。
しかし、私は興奮しなかった。
あ〜よかったあ〜〜〜
あっぶね〜〜〜〜〜〜〜
最後に
杞憂であった。私は、普通の男だった。
無修正動画とはパブロフの犬でいうところの「ベルと同時に餌を与える」ような状況である。
その状況では、多くの人間が錯覚してしまうのもやむを得ないだろう。
しかし、油断してはならない。
まだ条件反射にならない程度にしか無修正動画を見ていないだけだ。試行回数を増やせば、ちんこに反応するようになる可能性は十分にある。そうなってしまってからでは、もう遅い。
改めて、モザイク職人に感謝を捧げたい。
あとちんこ繋がりで、この漫画を紹介したい。
Funnyではなく、Interestingな面白さだ。
それでは
カルボン酸太郎でした。