お笑いライブにいる「若い女の客」に存在価値はあるのか?

      2018/03/31

先日友人が出場するということもあり、M-1グランプリ2017一回戦二回戦を観てきました。
また、霜降り明星の東京初となる単独ライブ「ソニックブーム」も観てきました。

ということで本記事では、短期間に何度もお笑いのライブに行ったことで強く実感した「お笑いライブにおける周りの客の重要性」を軸として思ったことを書いていきます。
芸人さん目線ではなく、自分が一人の客としてお笑いを楽しみに行く上で、周りのお客さんからこんなにも影響を受けるものなのか...という視点です。

若い女の客よ、勘弁してくれ

以上です。

それでは、カルボン酸太郎でした。

 

 

...正直この一言だけでも、よくお笑いのライブに足を運ぶ方なら誰しもに伝わるかと思います。

でもお笑い好きの若い女の方にムッとされるのは嫌なので、厳密に言い直します。

まず根本的な問題が「お笑いリテラシーが低い客が周りにいること」であり、「お笑いリテラシーが低い客は若い女であることが多い」ため、「若い女よ、勘弁してくれ」なのです。

ちなみに、ここでいうお笑いリテラシーとは「(芸人の意図した)笑いどころがわかる」です。

例えばM-1の予選、来るお客さんのパターンは大体

①原石を見つけたいめちゃくちゃコアなお笑いファンおよび関係者
②お笑い芸人(勉強のため)
③友人の応援

このパターンなんですよ。僕も例によって③パターンなのですが、入場料もかかるし、せっかくなので色々な芸人さんのネタをみたいなと、途中で①の人になっています。

そんでこの①や②の人ってお笑いを見慣れているからそう簡単に笑わないんですよね。けれど本当に面白い人が出てきたらきちんとウケます。滅多にないためそういう人たちを見ると、今後出てくるかもな...という楽しみが生まれます。

そんな中で、若い女は③パターンでいらっしゃいます。するとどうでしょう?
めっちゃ声出して笑います。しかも変なとこでも笑います。

僕は気持ちがどんどん冷めていくことを実感します。友達のネタだからすごい笑うのならまだわかりますが、友達じゃない人のネタでも、ここ?ってところで笑っちゃうんですよね。僕はネタに対する集中力も落ちてきて、若い女に意識が向いてしまいます。

歌でいうとサビに入る前のBメロでめっちゃアゲアゲになる、みたいな感じです。
前菜で「味の宝石箱や〜」使っちゃう、みたいな。メインどうするの?

お笑いリテラシーが低いと何が問題か?

これ、別に悪いことではないと思うんですよ、一人でYouTubeでネタを見てるのなら、ね。
でもライブなんですよ。周りに他のお客さんがいるってことを忘れないで欲しいんですよね。

霜降り明星の単独ライブでもありました。
僕は粗品のツッコミが聞きたいんですよ。痒いところに手が届くを超えて、痒いことすら気づかなかったところを掻いてくれる粗品のツッコミ。共感と裏切りを同時にもたらす悪魔的なツッコミです。僕は今最もツッコミが面白い漫才師だと思っております。

で、若い女ですよ。若い女は粗品がつっこむ前のせいやのボケで声出して笑っちゃうんです。なんで今笑うんだよ...と若い女に意識が向いてしまいます。しかも笑い声が大きすぎて粗品のツッコミが聞き取れないことすらありました。
確かにせいやの演技力はピカイチで、動きや喋り方だけで笑っちゃう気持ちもわかります。ですが、我慢しましょうよ。粗品のツッコミまででワンセットなんだからだから...

 

さて、あまりお笑い論みたいなの書くのはダサいのでほどほどにしますが、笑いの要素として「共感」があります。明石家さんまも「ツッコミとは視聴者の気持ちをちょっと早く代弁すること」と言っています。

そんでこれはツッコミだけじゃなくて、周りが笑うタイミングも「共感」の観点から大切だと思うんですよ。自分がめっちゃ面白かった部分で会場も爆笑だと、さらに笑えてくると思うんです。それがお笑いライブのいいところなんじゃないですか?
しかし逆もまた然りで、笑いどころが共感できないとどんどん笑えなくなってしまうリスクもあります。

今回の単独ライブでは漫才だけでなく、それぞれのピンネタもありました。せいやは以下の動画のネタをさらにテンポアップしてやってました。こちらです。

ライブで初めて見て、面白いと思いました。

普段漫才のネタは二人で書いてて、代表的なボケ「野党」も考えたのはせいやだそうです。
ああいうスタイリッシュなボケも思いつくし、こういうネタもできるなんて、せいやも天才なんだなと実感しました。「粗品のフリップ」なんて呼んでる人は、考えを改めた方が良いと思いますよ。

でもライブでは若い女がギャハギャハ笑うせいで、僕は引いてしまいました。会場は盛り上がりましたが、僕は最後まで引きつった笑顔になってしまいました。

それがとても申し訳なかった。単独ライブにきてるのに笑わないとかどういうこと?まじ邪魔なんだけど。と周りからは思われていたかもしれません。

イロモネアで最後まで笑わない仏頂面のお客さんなんなんだよ、って思ってました。何しにきてんだよ、と。僕の通っていた学校では「100万円を守るためにテレビ局に雇われた刺客なのではないか?」とまことしやかにささやかれていました。

ですが、今ようやくあのお客さんの気持ちがわかりました。
さみしかったんだよなぁ...苦しかったんだよなぁ...

笑いどころは人によって違う

これを、プラスに捉える。


今回僕は、M-1の予選を「友達の応援&売れてないけど面白い芸人を見つけたい」、霜降り明星の単独ライブを「新ネタが観たい」という理由でそれぞれ行きました。
けれどお笑いライブの良さはそれだけじゃない。ミュージシャンのライブとは違って、お客さん同士の共感による笑いの増加もあるのだな、と感じました。そしてお笑いリテラシーの低い若い女の存在がそれを阻害していることも同時に知りました。

ですが、芸人の意図した笑いどころを全て理解できる人ってなかなかいないと思うんですよ。客の笑い声を全部消したネタを見た場合、笑いどころは人によって異なってくると思いますし、芸人に笑いどころを答え合わせしても100点取れる人はなかなかいないと思います。

だからお笑いリテラシーに関して上や下や言うことはナンセンスです。

だとしたら、どうするか?
「笑いどころは人によって違うこと」を受け入れればいい。単独ライブに来るくらいだから、自分と同じ笑いのツボを持っていて当然だというエゴを捨てる。みんながみんな、面白い芸人を見つけに来てないし、粗品のツッコミに期待してるわけじゃない。

サビがない曲だって好きだし、メインディッシュのステーキよりサラダが美味しい時だってある。

この考えを持つことで、日常生活でも他人の考えを否定したり、拒絶したりして周りから煙たがれるような存在になどならずに、周りから好かれる素敵な人間になれるのではないでしょうか?

最後に

色々書きましたが、これは忘れてはいけません。お笑い芸人を支えているのは、紛れもなく「若い女の客」です。
彼女達に気に入られずに売れることは困難です。彼女達がこまめにライブに通い、ファンレターを出すことがお笑い芸人のモチベーションアップにつながり、面白いネタを披露してくれるわけです。

「若い女の子」の存在はいわゆる必要悪なのでしょうね。だから僕は、これからお笑いライブにいるお笑いリテラシーの低い若い女の客に対してイライラするのではなく、もう仕方がないと思って我慢することにします。

それでは
カルボン酸太郎でした。

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