将棋を趣味するとどんなハッピーなことが起こるのか、という話です。
将棋が趣味という方は結構多い気がします。
僕も友達が前からやっていて誘われてたのですが、いまいち気が乗りまらずやっていませんでした。
ですが、今や将棋は趣味の四天王入りを果たしました。
その理由を書いていきます。
部活引退後の儚さ
僕はこれまでサッカーやバスケといったスポーツに打ち込んできました。
毎日のように部活動や自主練をして、技術を高めてきました。
なので、現役の間は自分の思う通りに体が動き、良いプレーができたら喜びを覚える。
こういったスポーツの醍醐味を味わえていました。
しかし、引退し受験勉強などでしばらくプレーをしなかった後、久しぶりに部活に顔を出して後輩たちとプレーしてみると・・・もう全然体が動かないんだ。
もうね、大乱闘スマッシュブラザーズでバリアのやつが割れちゃった後くらい動かない。
しかもあれ復活させるためにアホみたいにガチャガチャやるからコントロールスティック壊れるんだよね。
4つコントローラーある家でもそのせいで大抵1つはコントロールスティック壊れてるから、友達とコントローラーの取り合いになるんだよ。
そんで壊れてるやつ使う羽目になったやつは、何も触ってないのにキャラが勝手に左に走っていって自滅しちゃて、もう全然楽しくないんだよね。
だから結局外で遊ぶしかみんなで楽しめなくて、まあその方が子供にとっては体にいいから結果オーライかもしれないんだけどさ。
Fig.1 バリアを割られる前のドンキーコング
・・・とにかく、長くスポーツから遠ざかってしまうと、プレーしてて楽めなかった。
もっと動けてた頃の記憶が頭から離れなかったからです。
僕の”趣味としてのスポーツ”論
というかスポーツの件は当たり前な話ですよね。
誰にだって経験のあることだと思います。
だから、部活でやってたスポーツは趣味にはできないんだなあと思ったわけです。厳密には、人によっては趣味にできるって感じです。
ただ僕の場合、部活動として必死に取り組んでた頃よりも確実にプレーの向上は見込めません。
それは、技術っていうのは誰かに勝つという目標があって、そのために真剣に上達を考えて、そしてそこに練習量が伴って初めて向上していくものだと思うからです。
だから趣味になると、そこに上達のモチベーションは生まれにくいです。勝ち負けから遠ざかるからです。
したがって僕は
バスケが好き!
→バスケをしたい
→でも昔よりできない
→昔よりやってて楽しくない
→けどもう部活の時ほど打ち込めない。
→バスケを趣味にすることはできない・・・
という回路によってバスケを趣味にできないのです。
長々と説明しましたが、要は「付き合ってた彼女と友達に戻れない。」ってことです。
もちろん時々やる分には一向に構いません。めっちゃ楽しめます。
ただ恒常的にやる(趣味にする)ことはできないという話です。
将棋とは生涯スポーツである
なんか羽生さんが言ってるみたいになってますが、僕の勝手な意見です。
僕が将棋を四天王に選んだ理由も、またもやこの一言に尽きる。って感じです。
僕は生涯スポーツの素晴らしさは
下手くそ”でも”楽しめる
ことだと思います。むしろそういった競技性が生涯スポーツたる所以なんだと思います。
「下手くそでも」というのはかなり端的な表現ですが、バスケやサッカーや野球の競技性とテニスやゴルフのそれの違いはそこにあると思うのです。
なので生涯スポーツこそ趣味にすべきなのです。
そして、将棋は老若男女誰でも楽しめる、素敵な 生涯スポーツだと思います。
今から初めたら、死ぬまで楽しめます。
また日本酒にも言えることですが、年配の方とのコミュニケーションの要素にもなりえます。
様々な面から見て、こんな素敵な趣味は他にないでしょう!!
ってことで四天王入りを果たしたのです。
最後に
この将棋、実は4ヶ月前から初めたのですが、ただ今苦戦しています。笑
ですがこれは片手間でやって上達するもんじゃない気がするので、
毎日チョコチョコ指しつつも、どっかでがっつり時間をとって勉強してレベルを上げていきたいと思ってます。
てことで、こちらも暖かく見守って頂ければ幸いです。
ちなみに、今のところの勉強の軌跡はこちらです。
やっぱり勉強を続けると強くなるのが実感出来ます!
カルボン酸太郎でした。