カラオケで絶対に邪魔してはいけない曲ベスト5が決まった

カラオケは、お好きですか?

私はあまりお好きではない。厳密には、あまり仲良くない人と行くカラオケが好きではない。

上司や先輩と一緒の時など、盛り上げる為に必死こくのが大変だからだ。

だが、仲の良い人と行くカラオケは好きだ。

つまり私はカラオケ自体が好きなのではなく、仲の良い人と遊ぶのが好きなだけで、カラオケは所詮数ある遊びの中の一つでしかない訳だ。

では、私とカラオケの間にある微妙な上下関係を理解して頂いたところで、早速本題に入るとしよう。

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カラオケで気持ちが良い曲を知る

カラオケで自分の好きな曲を歌うことは、大きい声では言いにくいが、非常に気持ちがいい。

最初はその場の雰囲気を考えて選曲するが、結局はだんだんと自分が歌いたい曲を選ぶようになる。

そして必ずと言っていいほど「この曲はここが気持ちい。ここを歌う為に選曲した。」という部分があるはずだ。

だからこそ、他の人が歌っている曲に参加する時は要注意だ。

その部分をきちんと見極める必要がある。

一緒に歌って盛り上がるのは素晴らしいことだし、一人で全部歌うのはしんどいので助けに来て欲しい時だってある。

その一方で、絶対に踏み込んではいけない領域もある。

親しき仲にも礼儀あり、だ。

本記事では気持ちいポイントが明確に存在する代表的な5曲を紹介するが、どの部分なのかはクイズ形式にする。

曲名を見た後は、どの部分が気持ちい箇所なのかを考えてから読み進めて欲しい。

STAY TUNE (Suchmos)

まずは簡単なところから。

結局サチモスは普通にかっこいい。STAY TUNEのPVは何度も見てしまう。

男ならみんなあのクールなイケイケに憧れを抱く。

で、肝心の食ったらダメな瞬間は、そう、サビだ。

…とでも言うと思ったか?

確かにサビも気持ちが良い。

でも本当に食ってはいけないのは、サビの後の

 

 

サ〜ムバ〜ディ〜トゥ〜ラ〜〜ブ

(Somebody to love)

 

 

ここだ。

サビの残した余韻を切り裂くような綺麗なファルセットで歌い上げる。

ここが一番気持ちが良い。少しずつ音程を下げていくのにシビれる。

なのでもし誰かがサチモスのSTAY TUNEを入れた時は、これ以降のところで、そろそろ飽きてるかな?と判断できた所で参加するのが良い。

One more time, One more chance(山崎まさよし)

これも誰もが知る名曲で、誰かが選曲する可能性が高い。

しかし、一人で全て歌うのはなかなか体力が必要だ。上手いタイミングで助太刀に入りたい。

それでも、絶対に入れた本人には歌いたい箇所が存在する。そこを侵犯してはならない。

どの箇所か、わかるだろうか?

山崎まさよしのOne more time, One more chanceの場合、二箇所ある。

まずはAメロである。それも一番のAメロだ。

綺麗なメロディラインにそって「これ以上何を失えば」から始まるAメロは、滑らかに力強く歌うと本当に気持ちが良い。

本人の歌なんて何度でも聴いていられる。

しかし実際に歌うとなると、正直1番だけで70パーセントは満足がいく。

何なら2番は誰かに歌って欲しいくらいだ。

この曲だけはカラオケのマナー違反「一番だけ歌う」が許される。

そしてもう一箇所はCメロだ。

 

 

な〜つのお〜もい〜でがまわ〜〜る〜〜う〜〜
ふいに〜〜き〜〜〜えたこどお〜〜ウ〜〜〜

(夏の想い出がまわる ふいに消えた鼓動)

 

 

 

ここを情熱的に歌いたい。特に赤字のところ。

残りの30パーセント全てがここだ。だから本当に2番は誰か歌って。まじで。

リライト(アジカン)

ASIAN KUNG-FU GENERATIONの代表曲の一つ、リライト。

この曲も世代がハマれば大盛り上がりだ。注意点としては先に誰かが遥か彼方を歌ってた場合、周りから(え…二回目…?)と勘違いされる可能性があることくらいか。

この曲もエネルギー消費の激しい曲で、一人で歌い切ると喉に負荷が残る。

マリオパーティ3のミニゲーム GO! GO! もくば でニンジンを全部消費するとエンストして勝てないことから学んだように、リライトを全て歌って喉を使い切ってはならない。

つまり調整が必要だ。

知っている人も多い曲なので、なるべく全部を一人で歌いきらずに、周りのサポートを期待したい。

それでも尚、本人が絶対に歌いたい箇所がある。それは「消して〜」ではない。「リライトして〜」でもない。

サビをがむしゃらに歌いあげた、その最後だ。

 

 

全身全霊を〜〜〜

 

くれよ〜

おお〜

 

 

いかに「くれよ〜」を静かにそれでいて強かに決められるか。この瞬間のために歌う。

それまで感情をむき出しにして歌っていたのは、全てはこの「くれよ〜」の為の布石である。

絶対に邪魔してはいけない。

雨傘(TOKIO)

これはもう常識レベルなので簡単に済ます。

最も気持ちが良いのは歌い出しだ。

 

 

…まってえぇ〜

(待って)

 

 

 

圧倒的に気持ちい。タイミングと音程をバッチリ決めることができたら、卒倒してしまう程だ。

気持ちよさとかそういう以前に、曲の冒頭から入ってくる奴がいるなら、友達をやめた方がいい。マナーが悪すぎる。

しかしその気持ちもわからなくはない。それくらいこの歌い出しは気持ちが良いからだ。

善良な市民の手を悪に染めさせてしまう力が、TOKIOの雨傘にはある。

ひまわりの約束(秦基博)

それにしても、STAND BY ME ドラえもん見て泣かない人いるの?

あの映画は、珠玉の名シーンが集合しているだけでなく、圧倒的に曲が良い。

そう、秦基博のひまわりの約束だ。

前奏も良い、AメロもBメロも、サビも、もちろん歌も、全部がいい。

全てが歌っていて気持ちがいい。けれど、その中でも圧倒的に気持ちい箇所がある。

それはほんの一瞬だ。Aメロの中にある。

 

 

つぅらいぃ↑のがどっっっちかわ〜〜からなくなるよぉ〜

(つらいのがどっちか わからなくなるよ)

 

 

 

この一瞬だけ登場するファルセット、ここがタマラない。

ここをミスったらもう一回最初から歌うレベルだ。

該当箇所は序盤も序盤に訪れる。

だから「あ!この歌知ってる!」などと安易に最初からマイクを握る行為は避けたほうがいい。

次点 NO MORE CRY(D-51)

惜しくもひまわりの約束に僅差で破れ、ベスト5に入れなかった曲がある。

それがD-51のNO MORE CRYだ。ごくせんの主題歌で一世を風靡したのが懐かしい。

この曲の気持ちいフレーズはもちろんサビの最後だ。

 

 

かなしみじゃなくよぉ〜ろぉ〜〜こぉ〜ゔぃ〜↑〜〜いのぉ〜

(悲しみじゃなく喜びの涙を流したい)

 

 

段階的に上がっていき、最後に裏声を響きわたらせる、気持ちよさの極みだ。

落選理由は「ひまわりの約束と被っている」から。

平成生まれとしては懐メロだが、感覚は常にアップデートしていかねばならない。

ごめんね。

カラオケで歌ってはいけない曲

紹介した楽曲は誰にとっても気持ち良すぎて、争いにつながる恐れがあります。

そういう意味ではもはやカラオケで歌ってはいけない曲かもしれません。

また歌っていて気持ちいい所は、他にも人それぞれあります。

人によって違うからこそ、その都度きちんと見極める力が必要です。

その力こそが、いま最も必要とされている「コミュニケーション能力」なのではないでしょか。

違いますか。そうですか、わかりました。一度持ち帰ってもう一度よく検討しようと思っております。ありがとうございます。

カルボン酸太郎でした。失礼します。

 

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