相手を気遣ってるフリをして自分の得になる行動をする人、遺伝子どうなってんの?
冒頭からミクロな視点で憤ってすみません。言い過ぎました。しかし僕は、やるせないんです。
自分がこうしたい、こうなって欲しいという欲求をストレートに表現しないのはまだわかります。
けれど、自分の欲求を隠すどころか相手の為にやっている感を出して、優しいという評価まで得ようとするのは、がめついにも程がないでしょうか?
グダグダ言ってますが、要はこういうことです。
さくらももこは人間の醜さを描く天才ですね。
もちろん糾弾したい人間は左下の奴です。
「ゼリーを食べたい」欲求を表に出さずに、「泣いてる同級生を助ける」という優しい人の体裁を保ちながら、真の目的であるゼリーを獲得している。
こんな行動をする人が周りにいると、どうしても怒りが湧いてきてしまう。
その最たるものが、居酒屋での接客なんですよね。
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居酒屋店員あるある
僕は居酒屋店員の「お飲物のおかわりお持ちしましょうか?」が許せません。
いや、お金とるやん。
なにサービスのニュアンスにじませてるの?
初めての人だったらおかわりが無料なんだと勘違いするからね?
大戸屋のご飯みたいな感じかな〜ってなるから。
おそらく「スムーズに飲み物を持ってきて、飲み会を円滑に回す」が大義名分なんでしょう。
確かに飲み物を頼むタイミングを逸して、頼みたいのに頼めてない状況はあり得ます。
けどほとんどないからそれ。
店員さんナイス〜〜ちょうど頼みたかったんだ〜〜ってなる時、滅多にないから。
店の利益の為にお客さんに沢山飲んでほしいだけなのに、丁寧な接客の皮を被らないでくれ。
やりたいだけなのに女の子に優しくするみたいなのは勘弁してくれ。
「次何飲まれますか?」が正義でしょう。
「先っちょだけでいいから!お願い!」が大正義でしょう。
居酒屋バイトの矜持
かくいう僕も学生時代に居酒屋のホールスタッフのバイトをしていました。
グラスが空きかけているお客さんを見かけても、絶対に「お飲物のおかわりお持ちしましょうか?」とは言いませんでした。
そういう時は「お酒を呑んでも、今日は酔えないなぁとか、今日は酔っちゃマズいなとか、そんなこともあると思います。そこで、そんな酔えない状況を言ってください。わたしが、「どうしてですか?」と訊きますので、その訳を教えてください。」
と、春風亭昇太になりきっていました。反省しています。
なにはともあれ、居酒屋店員を反面教師にして自分の気遣いは本当に利他的であるように注意したいです。
カルボン酸太郎でした。