近所のおばちゃんに「おかえり」と言われたら、どう返答すべきか?

      2018/06/03

まだ自分が実家に住んでいた頃、この局面はしばしば訪れた。

小学生からずっと同じ家だったので、近隣の方とは顔見知りになっている。

子供の頃であれば、元気に「ただいま!」と返していた。しかし、自意識が芽生えてからは、どうも「ただいま」はバツが悪い。
小っ恥ずかしさがどうしても生じてしまう。

この気持ち、あなたにも分かって頂けるだろうか?

だからといって、無視をするわけにもいかない。
こっちだって何も「おかえり」と言われるのが嫌なわけでわない。コミュニケーションをとりたい気持ちは十分にある。

さて、それではどうしたら良いか?

「ただいま」に代わる、対おばちゃん用の返事を考えたいと思う。

 

「ただいま」は略語として失敗作

そもそも何故「ただいま」は恥ずかしいのか?

よく考えると、近所のおばちゃんに限った話ではない気もする。

フラットな状態でも「ただいま」の方が「おかえり」より恥ずかしい。

その原因の一つに、元の言葉からの略し方の違いがあるだろう。

 

おかえり → お帰りなさいませ
ただいま → ただ今帰りました

 

並べてみると、おかえりは本来の意味からほとんど離れていないことがわかる。

一方で、ただいまはひどい。
そこ略したら駄目だろ!って方が除かれている。

つまり、「ただいま」とは「只今」である。
「ただいま大変混雑しております」のようにも使われる言葉だ。

そりゃあ恥ずかしいわけだ。
ファミリーレストランをファミリーと略してるようなものだ。

「いってらっしゃい」に対して「いってきます」がそれほど恥ずかしくないのは、この理屈で説明できるだろう。

 

七星みるく(ピューと吹く!ジャガー)を見習いたい

 

家族や恋人などの気を許した相手には、形骸化した「ただいま」という単語に何の感情も抱かない。

しかし近所のおばちゃんの場合、遭遇によって少しの緊張が生じ、脳が「ただいま」に潜む違和感を見逃せなくなる。

(ただいま...ってどういう意味だ?どんなトーンで発すればいい言葉だ...?)

こうなってしまったが最後、緊張は恥じらいへと姿を変えてしまう。

 

ただいまの代替案

前置きが長くなったが、これで背景は理解できた。

ここからは具体的に、ただいまに代わる具体的なコミュニケーションを挙げていく。

 

無言で会釈

これは最も無難な選択に見える。
が、このコミュニケーションには冷たさを覚えるおばちゃんはいるだろう。

全くの無視に比べて、会釈している分マシに思えるが、無言であるが故に(これ以上、自分に干渉してくるな。テリトリーに侵犯するな。)という強くて冷たい意思表示にも捉えられかねない。

「おかえり」と声をかけている以上、やはり何らかの言葉で応えて欲しいのが、人間だろう。

 

ただいま帰りました

原点回帰である。

これは丁寧な言葉遣いに感じられることに加え「ただいま」という略し方が悪いのだから、元に戻せば良いはずだ。という素直な代案に思える。

しかし、フルで言えば問題解決だ。という発想は少し甘いのではないだろうか。

というのも、これ、実際に言う自信があるのだろうか?机上の空論になってはいないか?

 

確かに理論上では隙はない。
けれど「ただいま帰りました」と言えるメンタルがあるならば、恥じらいなど我慢して「ただいま」と言うのは容易いように感じる。

 

あっ...ただっ...しゃぁ〜

ただいま風に濁す。
割と一番使われている方法かもしれない。

何と言っているかわからないが、そんなことはどうでもいい。「おかえり」に対する返事の相場は「ただいま」に決まっているのだから、ただいま風の何かを発すれば、おそらく伝わる。

迷いと恥じらいが混ざって生まれた、声にならない叫びのような思いは、おばちゃんにもきっと伝わるはずだ。優しく受け入れてくれるだろう。

ただ、少しコミュニケーションに難がある人のようになってしまうのが気がかりか。

 

 

...と、ここまで3つ挙げてみた。
いずれも悪くはないが、いまいち決め手にかける。

しかし、私がは熟考を重ねた結果、一つの答えに辿り着いた。おそらく世界にたった一つしか存在しない「ただいま」の代案の正解は...

 

 

 

これだ。

 

 

 

 

こんばんは(こんにちは)

反則すれすれの技である。
が、これに死角はない。無敵である。

「おかえり」に対し「ただいま」ではなく「こんばんは」と答える。

「こんばんは」には、ともすると先に声をかけてきたおばちゃんにもう一度「こんばんは」と言わせてしまう力すらある。

 

「質問に質問で返す」というのは社会人としてタブーであるが、今回のケースではそんなことお構い無しだ。

 

「こんばんは」というワードは「おかえり・ただいま」に匹敵する、挨拶用語として浸透している。
むしろ、より広く、より浅い関係でも使われているハンディな言葉である。

そのため、特別な意味を持たない「挨拶」というフィールドでは「こんばんは」が不適切になることは有り得ない。

だから「ただいま」と返すのが恥ずかしい時には「こんばんは」と返せば丸く収まるのである。

 

 

これが...答えだ...

 

 

最後に

「ただいま」の代替案として考えうる最高の答えを導いた。

近所のおばちゃんに「おかえり」と言われた時いつも困っていた方の助けになれば幸いである。

もし何も考えずに「ただいま!」と返事ができる成人の方がいれば、そのメンタルはどこで手に入れたのか、私にご教示して頂きたい。

すぐにこの記事は消すことにするので。

 

それでは
カルボン酸太郎でした。

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