FXで大切と言われまくってることが2つ。
①資金管理（ロット管理）
②メンタル
誰に聞いても、どこを見ても書いてありますよね。かなり見飽きてました。そんでもって自分はわかってると思ってました。
けど全然わかってなかったんだな〜〜〜
この2つの重要性は、実際に失敗を繰り返し、本気で反省をしない説が濃厚です。
僕が「自分の経験信者」というのも大きいですが。
包丁で指を切る痛みを知らない人に、その痛さを説明するのは難しいです。でも料理の成長過程で指を切ることは多いです。
その時に自分の包丁の持ち方を見直せる人が、将来腕を組んで写真をとってもいいような立派な料理人になれます。
この記事を読んで欲しいのは「FXをはじめようと思っているあなた」ではありません。
FXでなかなか勝てないのに、その原因に気づいていない。
気づいているけど見て見ぬ振りをしている。
そんな、大損の痛みを知るあなたです。
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FXで大損する原因
ハイレバレッジです。以上。
FXはお金を使ってお金を増します。なので減ってしまうこともあります。
自分の資金に見合わない儲けを得ようとするその気持ちが破滅への第一歩です。
いわゆるロット管理が出来てない状態です。
自分の資金がコップだとして、水を一気に運ぼうとしてギリギリまで入れるとこぼれてしまいます。
多くの水を運びたいのはわかりますが、一度に運ぶ量はコップのサイズと相談する必要があります。
そんでハイレバレッジと深く相関するのが、メンタルです。
ハイレバレッジとメンタル崩壊
この2つが完全に負の連鎖となり、あなたの資金をあっという間に溶かしていきます。
具体的にみてみましょう。
ハイレバレッジの悪い所
まずハイレバレッジ。資金に対してロット張りすぎの状態ですね。
ハイレバになると、金額の動きが激しくなります。その結果
・一喜一憂の振り幅が大きい
・儲けたい！！！欲が高まる
・今までの損失を取り戻したくなる
このように感情が揺すぶられやすくなり、メンタルが不安定になります。
こんな経験、あなたにもありませんか？
メンタル崩壊の悪い所
同様に、メンタルが崩れると何が問題か？
メンタルが死ぬと正常な判断ができなくなります。その結果
・なんとなくの不用意なナンピン
・早く楽になりたくて、損失を一気に解消しようとする
・熱くなってルールを無視したトレードをする
・全てがどうでもよくなる
これらの感情が引き起こすのがまさに、ハイレバレッジですね。
まさにハイレバとメンタルの2つは、蛇のように絡み合っているのです。
FXで一番怖いのはメンタル崩壊
ハイレバが破滅への道で、メンタル崩壊がそれを助長する。この関係性はわかりました。
では具体的に、どうすればメンタル崩壊を防げるか？
→自分がどんな時にメンタルが持ってかれるのか、萎えるのかを把握することです。
さらに大切なのはそのメンタルダメージと実際の損益との関連性です。
「メンタルのダメージ＝損失」ではありません。必ずしも一致はしません。
「メンタル食らったわりにそんな損してない」や「メンタルはそんなだけどかなり損失してる」が有り得ます。このギャップを認識する必要があります。
リスクリワードならぬ、メンタルリワードですね。
メンタルの揺れと実際の損失
では例をとって生じる事柄を並べてみます。そんで整理しましょう。
＊画像の字が小さくて見にくい場合は「新しいタブで画像を開く」でみてください。画像だけでもわかるようになってます！
ロングの場合
簡単に分岐を作って見ました。大切なのは、赤と水色で塗りつぶしてる所です。
いずれも萎える出来事ですが、実際のやばさは赤の方です。
ですがまず言いたいのは【ノーポジだが、思ってた方向に動いた時（入っとけばよかった）】
→これで悔しがる癖を無くしましょう。僕がこれめっちゃ多いので戒めも込めて書きます。
とらぬタヌキの皮算用が始まると、メンタルが正常じゃなくなり、エントリーのミスに繋がります。
ではまず水色を掘り下げます。
①ポジションとったけど、早漏利確か同値撤退したのち思ってた方向にめちゃ動く時（もっとけばよかったあ）→萎えるけど損はしていません。
②ポジションとったら逆方向に動いて損切りした時（しゃあないな）→そもそもエントリーミスってるのでハイレバとかメンタルの問題じゃないです。手法を見直すべきです。
てことで水色の事柄が起こった時、萎えはしますが、大損はないです。
問題は赤です。
③ポジションとったけど、損切り（SL引っかかった）後に思ってた方向にめちゃ動く時（もっとけばよかったあ）→SLかけるってことは、エントリーが早いことに他ならない。まだ自信がない状態でエントリーしたのが悪い。
もっと最悪なのは強制ロスカ食らった後に思ってた方向にめちゃ動く時（あああああああああ）→これはまさにハイレバ過ぎだっただけですね。XMのあるあるです。もうしないようにします…
④ポジションとったら逆方向に動いたので、ナンピンしたら、さらに下がって含み損増えた時（一番辛い、常にチャート見ちゃう）→一番の地獄ですね。メンタルやられるし実際に損するし、時間ももってかれます。機会損失も発生します。
タチが悪いのはナンピンしてロットが膨れた状態で、建値付近まで戻った時です。ここでロット整理できねえんだよなあ。
想定外のハイレバになったけど、このままいけば儲けれるんじゃね？って欲がでるからです。そして死にます。
FXの含み損がマシになってる時は、うんこを我慢してるときに似ている。
少しましになった時にきちんと清算したほうがいい
これは僕が考えたFX名言です。ご査収ください。
さて、この④のケースが最悪なのがわかったら、そのルートにしなければいいのです。
つまりナンピンしない。そしてエントリーのタイミングを焦らないことです。
ナンピンのリスク
ナンピンが最もやっていまいガチなメンタル崩壊への第一歩です。
その通過ペア、フラットな目線なら入らんだろって状態でも、含み損からのナンピンはよくしてしまいます。
そのペアにこだわる必要全くないのに、含み損という文脈がナンピンを誘導しています。
すぐに損切りするのができなくても、ナンピンを防ぐ（我慢する）ことはできます。
大抵は都合よく解釈しているだけです。
「これは騙しだ」とか
「上位足をみればまだセーブだ」とか。
確かにその通りの時はありますし、握力が弱すぎるとと損切り貧乏になることも多いでしょう。
けれど一旦切ってから再エントリーでも遅くないです。利幅こそ減るけど大損の回数は絶対減ります。
大儲けするなら段階をふむ必要がある
まとめると・・・
・ハイレバとメンタルの関係性を理解
・メンタルが揺れる出来事と実際の損益の把握
これがメンタルコントロールの方法です！
最後にぶっちゃけ話で終わりましょう。
ハイレバで大損する人（僕）「ここまでの話の理屈はわかる。コツコツやったって…月5万円だけ地道に稼いだって、、仕方ねえんだよ。俺はもっとたくさんの金が欲しいんだよ！！！！」
気持ちはわかります、僕だって今でも本音はそうです。もう一人のボク（闇カルボン酸太郎）と折り合いをつけねばなりません。
バクラのように支配的になるのではなく、遊戯のように共闘しないといけないのです。
そこでまず、一攫千金が不可能であることを悟りましょう。０じゃないからって可能性があるっていうのやめませんか？
少ない資金で大儲けするには、ハイレバが必須です。
それで大儲けするには、天井から入る必要がある。その上でロスカを喰らわない必要がある。
つまり、神のみぞ知る天井&そのまま下がっていく（騙し上げ無し）の幸運なタイミングでエントリー出来た時だけ儲けられる。
できんの？それ、できんの？
上位足につながれば、300pipsだった夢じゃない。ただ、問題はLOTです。
あなたの資金に応じたLOTじゃないと、押し目にだって耐えられないよ。
僕の資金に応じたLOTっていくつよ、、、それが維持率ですね。勉強しましょう。
同じ１％でも、1万円なら100円ですが、1000万円なら10万円です。
大きく儲けられる資金量にするために、今はメンタルをコントロールして、コツコツ種銭を増やしていこ。
みんな、一緒にがんばろ！！！
それでは
カルボン酸太郎でした。
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